2ちゃんねる上での誹謗中傷

 

近年における情報交換の中心は、ツイッターやSNSなどが主流へと移り変わって来ていますが、巨大掲示板サイトである2ちゃんねる匿名で書き込めるという、主流サイトにはない独自性が今でも注目されています。
さまざまなテーマの掲示板をユーザー主導で作ることができる上に、匿名性も災いしてさまざまな誹謗中傷の元ともなっています。

 

書き込みをする男性

 

 

殺害予告

 

2ちゃんねる上での誹謗中傷で、特に多いのは殺害予告だと言えるかもしれません。
殺害予告の対象となっているのはさまざまですが、身勝手極まりない理由がほとんどです。
インターネット上にて活動していた女性声優に対して、「演じたキャラクターとのイメージが違う」などという理由で殺害予告された事件がありました。
またある弁護士の場合は、多くのユーザーたちのいたずらによって多数の殺害予告が書き込まれました。
その結果、世界規模での非殺害予告ランキングでもトップクラスへ食い込んでしまうほどであり、2ちゃんねる上での誹謗中傷は、対処法を熟知しているはずの弁護士であれ、対処が遅れると致命的な問題へと発展する危険性を秘めているのです。

 

 

事実無根の情報

 

本人が全く関係のない事件に関与している、という無責任な情報が書き込まれてしまうケースも、2ちゃんねるでは少なくありません。
芸能人の男性が、ある殺人事件に関与しているという噂が流され、10年以上もの長い間苦しめられる事件が発生しました。
その男性はブログなどで汚名を晴らそうと努力もしましたが、結局は刑事告訴という最終手段へと訴えるしか解決策がなかったのです。
他のある男性は、未成年者による殺人事件の犯人と、たまたま苗字が同じであったという理由で身内として批判の対象とされてしまった事件もありました。

 

 

 

2ちゃんねるを中心とした誹謗中傷事件の場合は、ただのいたずら私怨によるものの他に、ただの勘違いによって引き起こされるケースもあります。
現在では誹謗中傷対策を専門に行う会社のノウハウも蓄積され、その精度が非常に高まっているため、早め早めの相談が被害の拡大予防に繋がります。

 

リンクスにはこういった被害を断つ風評監視システム「風評監視システム」というサービスが提供可能です。